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Channel: ブログ | マガジンワールド - ブログ天国
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4月25日〔外出の際は〕

穀雨の次候「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」は、霜の時期が終わって苗代で稲の苗が生長する時期。早めの田植えが始まる頃でもあります。そろそろ春から夏に移る季節の境目で、「春深し」などの季語がしっくりきます。

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4月26日〔お日さまと仲良く〕

また、陽射しの伸びも著しく、テレビや新聞には花粉情報に代わって紫外線情報が流れ始めます。初夏の紫外線量は真夏とほぼ変わらず。太陽がさんさんと輝く日に外出するなら、日焼け止めや日傘など、お手入れはぬかりなく。

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4月27日〔屋根より高く〕

鯉のぼりは江戸時代に武家で始まった風習。旧暦5月5日(現在は新暦)端午の節句にかけて、紙や布などに鯉の絵を描き、男児の出世を願って家庭の庭先に揚げます。群馬県神流(かんな)町で開催される「鯉のぼり祭り」では、ワイヤーに何百匹もの鯉のぼりを吊るし、川に渡す様子が壮観。

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4月28日〔お礼のハナミズキ〕

米国ワシントン州ポトマック河畔の約3000本の桜。これは、明治45(1912)年に時の東京市長・尾崎行雄が贈ったもので、この返礼に贈られたハナミズキが日比谷公園に植えられました。その花は今が見頃。エピソードにぴったりの花言葉は「私の思いを受けてください」です。

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4月29日〔昭和の日〕

平成19(2007)年に制定。もとは昭和天皇の誕生日でした。国民の祝日に関する法律では、その趣旨を「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」としています。〈咲き満ちてさくら昭和を遠くする〉室生幸太郎

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4月30日〔咲きませ、ボタン〕

穀雨も末候に差し掛かれば、「牡丹華(ぼたんはなさく)」。古来、菊や芍薬(シャクヤク)とともに三佳品に数えられ、その美と品格を賞されてきた花が開きます。花言葉は「高貴」「富貴」。<白牡丹といふといへども紅ほのか> 高浜虚子

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5月1日〔夏も近づく〕

皐月に入り、すがすがしい陽気の日が増えてきました。今日は「八十八夜」。立春から数えてちょうど88日目に当たる日で、この日以降は霜も降りないと言われています。また、茶摘みも最盛期に。この頃摘まれた新茶が出回るのは、もう少し先になります。

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5月2日[食卓をフレッシュに]

山口素堂の往年の名句<目には青葉山ほととぎす初がつお>にあるように、鹿児島の南から土佐沖を通って房州沖へと流れる黒潮に乗り、ちょうど今頃、鰹の群れが回遊してきます。タタキや刺身にはたくさんの薬味を添えて、フレッシュな風味を味わいましょう。

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5月3日〔憲法記念日〕

現行憲法は、戦後に明治の憲法が改められ、昭和21(1946)年11月3日に公布されたもの。翌22年の5月3日から施行されました。主権在民、平和主義、基本的人権の保障などからなる憲法。新憲法と呼ばれてから、今年で65回めの記念日を迎えます。

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5月4日〔みどりのご馳走〕

この時期、そら豆、絹さや、グリーンピースに新キャベツなど、青々としたおいしい野菜が旬を迎えます。ちょうど今日は「みどりの日」。それにちなんで、郊外の青空市場に出かけてみては?

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5月5日 立夏〔夏が始まる〕

北海道南部では桜が満開の頃ですが、暦の上では今日から夏。初候は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」です。また、今日は「こどもの日」。柏の葉は新芽が出てから古い葉を落とすということから、子孫繁栄の縁起をかついで柏餅を食べるのが習わしです。

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5月6日〔風薫る〕

四月の風は光り、五月の風は薫ると表現するのは、日本人の豊かな感性の表れ。「薫風」は、南から吹いてくる、匂うような快い微風をいいます。こうした風がやや強くなると、草木を吹き渡る青嵐(あおあらし)に。

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5月7日〔メイストーム〕

気候的には実に麗しい時期ですが、時として遅霜や雹(ひょう)害に見舞われたり、また「メイストーム」と呼ばれる発達した低気圧による暴風雨害が発生することがあります。雷注意報や竜巻注意情報が出たら、要警戒。

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5月8日〔東へ西へ〕

大型連休が終り、これからは修学旅行のシーズンを迎えます。最近は海外へ渡航する学校も。観光だけでなく、移動する沿線の土地利用や産業の様子、川や山の名前を覚えるといった地理の知識など、子どもたちにはぜひ多くのことを吸収してもらいたいものです。

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5月9日〔薄暑〕

少し暑さを覚えるくらいの気候。日中は半袖のシャツでも十分という陽気になりました。この頃から盛んになるのが、屋形船による船遊び。東京湾上の海風が肌に心地よく感じられます。

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5月10日〔畑のパートナー〕

次候「蚯蚓出(みみずいずる)」の主役は、もちろんミミズ。土中に棲みますが、梅雨近くになると地上に這い出します。見た目はともかく、土をふかふかと豊かにしてくれる頼もしい生き物。

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5月11日〔霧の海で〕

昭和30(1955)年5月11日の朝、瀬戸内海には濃い霧が広くたちこめ、本州と四国を結ぶ宇高連絡船「紫雲丸」が衝突事故を起こして修学旅行中の小中学生ら168人の尊い命が海に消えました。後に本州四国連絡橋の建設計画のひとつの要因になったといわれています。

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5月12日〔ホタル前線〕

桜前線と同様に、ホタルの生息にも前線があります。初めてホタルの光を見た日を結んで等値線を引いた線で、5月中旬に九州南部と四国、5月下旬から6月上旬に九州北部から近畿、東海、関東へ。6月中旬に北陸に達すると、6月下旬から7月にかけて東北へと列島を北上します。

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5月13日〔母に捧げる花〕

今日は母の日。日米では5月の第2日曜ですが、日付は各国でさまざま、いわれもそれぞれ異なります。贈る花の定番はカーネーション。花言葉は「情熱」「真実の愛」(赤)、「尊敬」「亡き母を偲ぶ」(白)、「感動」「感謝」(ピンク)などなど。

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5月14日〔カッコウ鳴く頃〕

新緑の野山に響く澄んだ鳴き声が特徴の夏鳥。越冬地である中国大陸南部、インドシナ半島、インドなどから5月中頃渡来し、7月末頃まで日本に滞在します。その間に卵を産み、子育てをしますが、他の鳥の巣に卵を産んで育てさせる変わった習性は有名。

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