話には聞くけど、普段のジョギングでは味わえない経験=ランナーズハイ。
「このままどこまでも走ってゆける! 100kmだって簡単! 超~気持ちいい!」
レースで追い込み、カラダは本当にキツイ。なのに、幸福感を得られる理由は、脳内麻薬と言われるβエンドルフィンの分泌と言われています。
レースで体験する人が多いのは、そんな追い込まれた状態で走っているからこそ。
それでも、誰もが毎回体験するワケではなく、全く感じない人もいるし、ごく希にしか感じない人もいるようです。
快調に飛ばしている最中に味わえれば、脚に羽が生えたようなモノ。無敵な気分で走れますが、ランナーズハイが永遠に続く保証は全くありません。
これまた、話に聞く「35kmの壁」です。
理由は、カラダに蓄えられたエネルギーの枯渇とも、発汗による過度の脱水とも、疲労の蓄積などとも言われています。
レース後半、先ほどまでの快調さはキレイに消滅。カラダに全く力が入らず、足どりは重く、気力まで失せ、失速します。
予防には、原因を裏返す対策しかありません。途中でも小まめに補給を取り、水分を摂取し、オーバーペースにならないよう疲労を最小限にしながら走るだけです。
(次号に続く)
※次回は、「体調が悪くなりました……」です!
このコーナーを応援するのはtokyogirlsrun.com/TOKYO GIRLS RUN (TGR)は、「東京ガールズコレクション」出演モデルをメンバーに迎えた、女性のランニングカルチャーをリードするランニングチームです。