レースは水物。
走り終わるまで、予想つかない。
前の晩も残業だった……。トレーニングが十分じゃなかった……。興奮してよく眠れなかった……。
トップアスリートでも調整不足があるくらいですから、一般ランナーたちは100人いたら100通りの“改善できた理由”があるままレースに臨んでいます。
でも、最悪なのは、走りだしたら体調がどんどん悪くなるようなケースですね。
熱中症、貧血、めまい、腹痛、風邪、頭痛などなどなど……。
明日も仕事(学校)がある人なら、絶対に無理は禁物。無理やり完走して、さらに体調を悪化させても、誰も褒めてはくれません(むしろ軽蔑されるかも……)。
出場を取りやめる勇気、途中で棄権する決断は、立派な大人として、完走と同じくらい立派な行為だと言えます!
で、もし本当に体調が悪くなったら?
沿道の警備スタッフ、エイドステーションのスタッフ、一緒に走っているドクターランナーなどに声を掛ければ、確実に救護テントに連れて行ってくれます。さらに、体調が戻らなければ、ゴール地点へ専用バスなどで搬送してもらえます。
我慢し過ぎ、無理し過ぎ、禁物ですよ!
(次号に続く)
※次回は、「お腹が空いた!」です!
このコーナーを応援するのはtokyogirlsrun.com/TOKYO GIRLS RUN (TGR)は、「東京ガールズコレクション」出演モデルをメンバーに迎えた、女性のランニングカルチャーをリードするランニングチームです。