12月8日、ホノルルマラソンに行ってきました。
練習しすぎて脚を怪我してしまい(涙)、ステロイドとヒアルロン酸注射、痛み止めを飲んでの参加でしたが、なんとかフルマラソンを完走することができました。
こんなに素晴らしい経験をしたのは、人生で始めてかもしれません。
ランニングを始めたきっかけは、7年前の乳がん。
最初はウォーキングとリラックスヨガから始めた私の健康対策が、今はランニングとパワーヨガ、インナーマッスルを鍛えるピラティスへと徐々に変化していきました。
そして、今年、フルマラソンに初挑戦!
50代になっても何かにチャレンジできるって、すごく勇気と自信を得られますね。
以前に、このブログでもご紹介した整形外科のドクター、理学療法士さん、鍼灸師さん、ピラティスのトレーナー、たくさんの専門家からの治療と心のこもったアドバイスをいただいて、支えてもらったお陰です。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
今回、治療の過程で、スポーツ医学や整形外科領域の専門家から得た知識は、50を過ぎた私がフルマラソンを完走するために必要不可欠なものでした。その重要性を再認識できたことを考えれば、私にとっては怪我も必要な経験だったのかしら、と思います。
どうすると体を傷めてしまうのか、どうすれば怪我をせずに自分なりのパフォーマンスを発揮できるのか、を考えに考えつくしたこの半年間でした。
特に年齢を重ねると、力任せや自己流で、初めてのことに挑戦するのには限界があります。そんなときに、医療やコメディカルの専門家を頼ることの重要性を改めて実感。
医療を受けるときには、受ける側にも知識が必要です。すべて“お任せ”という時代は終わりました。患者である私たちがいい加減な情報に惑わされず、正しい知識を得て、治療にのぞむ姿勢が大切。
みなさんも、怪我や病気という局面に立ったとき、ぜひ専門家を頼り、味方につけて、正しい知識を得て乗り越えてほしいと思います。
私もまた次のチャレンジへの勇気を得ました。
一緒にホノルルマラソンにチャレンジした仲間です。全員完走できました。70代のお父さんも、私と同じ初フルマラソンに挑戦し、無事完走。お母さんも膝を傷めているにもかかわらず、10キロウォーク、完歩!
グループで支えあったのも成功のカギだったと思います。実はこの仲間は、歯科医師のグループ。日本歯科矯正専門医会(JSO)の先生たち。私が『後悔しない歯科矯正』(小学館101新書)の取材で出会いました。
おふたりとも、間違った矯正治療が氾濫する中、“正しい治療を啓発しよう”という高い志を持った歯科医師です。お近くにお住まいの方で、歯科治療に悩んだらぜひご相談に行ってみてください。
樋口育伸(ひぐちやすのぶ)先生
福島県にある「ひぐち矯正歯科」というクリニックで矯正歯科の専門クリニックを開業していらっしゃいます。
和島武毅(わじまたけひこ)先生
愛媛県新居浜にある「歯ならび矯正歯科医院」というクリニックで同じく矯正歯科専門クリニックを開業していらっしゃいます。
和島先生とスタッフのみなさん。右上の女性、歯科衛生士の鈴木さんも今回、フルマラソンにチャレンジした仲間です。