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【Vol.29】1カ月寝かした「塩レモン」。魔法の効果は…!?

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「暑いからといって、冷たいものを摂りすぎないように…」
と何度、原稿で書いてきたことかしれない。
わかっていても、やってしまうのが人間の性というものか…。

この夏の始まりに強烈な暑さに見舞われてから、どうも食欲がわかない。
食べるものといったら、「そうめん」「冷麺」「冷やし中華」「うどん」「ざるそば」…。
薬味やトマトにきゅうり、とろろなどをトッピングにのせはするが、栄養的には気休め程度。

のどごしがいいので、始めは勢いよくつるつると食べ進むのだが、半分くらい食べると、胃の辺りが張ってきて最後まで美味しく食べられない。

どうやら、お腹が冷えているようだ。麺類は小麦粉なので消化はいいと言われているけど、あまり噛むことなく胃の中に入って行くので、胃に負担がかかっている気もする。体もだるくて動くのも面倒…。
なんだか悪循環…。
しっかりしたご飯、食べたいな…。

そういえば、「塩レモン」を漬けてからそろそろ1カ月になる。
これで何か作ってみよう。

左が作ったばかりの写真。右が1カ月後。

左が作ったばかりの写真。右が1カ月後。

作ったばかりの頃は、塩が全体になじむように時々瓶をゆすっていたが、最近はほったらかしだった。久しぶりに見ると、レモン汁がとろ〜り濃厚になってる。

さて、何を作ろうかと検索してみると、どうやら塩レモンは鶏肉との相性がいいらしい。ご飯も食べたかったので、「塩レモン玄米ご飯」と「鶏肉の塩レモン蒸し焼き」にチャレンジ。

美味しそうにできました!

美味しそうにできました!

久しぶりに炊いた玄米ご飯。ちょっと作りすぎたかな、と思ったけれど、レモンの爽やかな香りの中に、旨味があってどんどん食べ進んでしまう!
これが「発酵」の力か〜!
ときどき口に入るレモンの皮も、苦みもなくまろやかなやさしい味に。

鶏肉の蒸し焼きは、洋酒と塩レモン漬け汁だけの味付けなのに、鶏肉はふっくらして、奥行きのある味わい。う、うまい!

食欲がなかったことが嘘のように、完食。体も温まって、なんだか元気が湧いてきた。やっぱり美味しい食事は生きる力になる。

さらに「塩レモン」の魔法を見せつけられたのがこの一品。

「かぼちゃの塩レモンスープ」

「かぼちゃの塩レモンスープ」

実家からかぼちゃが届いたのだけど、水っぽくて困っていた。スープにするしかないか、と豆乳と合わせてみても、ぼんやりした味で、はっきり言って美味しくない。
そこで塩レモンを入れてみた。
すると、スープが別人(別モノ?)に生まれ変わった。サッパリしているのに、深みのある、こだわりのカフェで出てくるような味わいに♪

夏のスタミナには、やはりバランスの良いご飯が大事と思い知った。噂通りの「魔法の調味料・塩レモン」でしっかり夏ごはんを楽しみます!


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