からだにいいことを求めて彷徨い生きている私だが、生まれてから休まず、ずっと続けている健康法がひとつある。
ズバリ、「よく寝る」だ。
少し風邪気味なときや、頭が重いとき。お腹の調子が悪い。体にキレがない。気分が優れない。イライラする。集中力がない。
といった体の不調は、だいたいのことは睡眠が解決してくれる。(と信じている)
だから、なにかと面倒なことは続けられない性質だが、よく寝るための努力を怠ったことはない。
○寝床に寝るためのもの以外は持ち込まない。
寝る場所は私にとって、なにより神聖な場所なので、小さい頃から本やマンガも別の場所で。携帯なんてもってのほか。
○頭をリセットする。
これは働き始めてからの習慣だが、取材の準備をしたり、文章の構成を考えたりといったことが主な仕事なので、基本的にはいつでもどこでも仕事のことを考えられる。そこで私が入眠儀式として行っているのが、録画ドラマを観ること。もともとドラマが好きで、オンタイムに見られないから自ずと寝る前に見ることになったのだが、これが頭のオフスイッチに効果的。一旦、ドラマの世界に入ることで仕事のことは忘れてスッキリした気持ちで寝床に入ることができる。
○執着しない。
物事にあまり執着しない。どんなに面白い本があっても、女友だちと語りきれない話をしていても、楽しいイベントがあっても、オリンピックがあっても、ワールドカップがあっても、寝ることを優先させる。
○体型に合った高さの枕を選ぶ。
低反発のものや竹、そばがら、羽毛など素材も様々に推奨されているが、私の好みは頭の高さを測ってもらい、適した枕を選んでくれるサービス。ふとん専門店やデパートの寝具売り場で提供されている。
○朝はほぼ決まった時間に起きる。
休日に朝寝坊したい気持ちはあるが、犬との生活が長く、休みの日など関係なく一定の時間に起こされる。眠たさを引きずりながらも散歩をしている間に、目が覚めてしまう。
○朝日を浴びる。
朝日に限らず、日当りのよい空間にいることが好きなので、通勤していたときは地下鉄を利用しないなどを心掛けていた。遮光カーテンも使わない。
○幸せになれる寝床をつくる。
私の持ち物の中で、自信を持って誇れる唯一のモノがベッド。一生の約3分の1を過ごすのだからと、調べに調べてたどりついた品。
金属を使わず天然木を組み合わせたもので、電場・磁場を引き寄せない。
今でも毎日、ベッドに入るたびに幸せな気分になれるおすすめの逸品。
参照サイト:TEAM7 JAPAN
番外編☆ 眠れなくても、寝ているから大丈夫と信じる。
ときどきは、寝付けないこともある。遠足を翌日に控えた子どものように、期待を胸に眠れないこともあれば、あまりに悔しい出来事があったときなど。
それでも、「体を横にして寝ているから、大丈夫」と言い聞かせる。
すると、体はまんまと騙されて、きちんと眠っているのと変わらず働いてくれる。
以上、睡眠博士が医学的にも推奨している内容もあれば、超個人的な好みで行っていることもありますが、基準は「自分の体の気持ちよさ」だと思います。
秋の心地よい睡眠をお楽しみください。