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MISSION 17: おしゃれ好きなら納得の考え方を知ったら、いつもとは違ったメイクにトライしたくなる!

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マルチストライプのワンピース ¥31,500(THOMSEN)、ベルト ¥29,400(カレン ウォーカー)、コインのネックレス ¥72,450(Aries | 以上Diptrics)/その他*モデル・スタイリスト私物

Photo: Satoshi Yamaguchi Text: Ryoko Kobayashi


ネオンのポイントで
気負いのないフレッシュ感を

出会ったときは、黒一色の洋服&ブーツに、赤のバッグのコーディネート。春に向けてはポップな色も着る予定という福田さんだけど、「メイクとなると、なかなか冒険ができない」という。そんなコメントに対し、UDAさんが勧めるのが、血色に透明感をレイヤードしたニューベーシックなベースに、一点ヴィヴィッドなカラーを効かせたメイクだ。

「肌とポイントメイクとに、コントラストがあるほど新鮮。肌にナチュラルさがあると、奇抜にはならないので、普段と違っても、抵抗がないのでは」(UDAさん)

ベースは、ピュアな印象のピンクチーク(1)を頬の下にウエイトを置く形状に仕込み、上からライトなリキッドファンデーションを重ねる。赤みや影は、コンシーラーでカバーしてスムースに。ポイントに決めた目元には、
「ネオンのように発色するインパクトの強いオレンジ(3)を使用。前もって目のキワを黒のリキッド(2)で締め、その上の位置に、ごく細くオレンジを引くと、色がより際立ちます」(UDAさん)

メインの目元をさらに引き立てるため、そのほかのパーツは、肌色に溶け込む印象に。眉は、アイブロウマスカラ(4)で軽やかに、リップはソフトな色使いで仕上げた。

出来上がりを見て、表情がパッと明るくなった福田さんからは、「ほんの少し色が効いたこの感じがしっくり。いつもの服にも合わせたい」と、気分が上がった様子の感想も。

洋服をコーディネートする感覚で

今回のメイクは、ストリートスナップで見かけるような、最新のファッションにヴィンテージをミックスする着こなしによく似ている。

「ナチュラルな肌に、ケミカルなネオン。古着のようなムードのワンピースには合わせないようなラベンダーのネイル(5)もそう。普通なら、トゥーマッチかもしれなかったり、他の人なら合わせないようなハズしだったりを、自分なりのセンスで合わせてみる。そうすると、オリジナリティのある新しいパターンが見いだせるはず」(UDAさん)


今月のミューズが生まれるまで

福田恵理さん(PR)

2012. 3. 10 at Daikanyama
(Photo: UDA)

「おしゃれな人が集まる
代官山のブックストアで
ひときわ
目立っていた彼女。

赤のバッグを
ポイントにした
ファッションや
それをさらっと着こなす
スタイル。

彼女を形作る
すべての要素から漂う
バランス感覚に
センスの良さを
感じました」

─UDAさん



メイクアップ: UDAさん

UDAさん: メイクアップアーティスト。本誌ファッション・メイクページをはじめ、広告やショーなど幅広いジャンルで活躍。外資コスメブランド所属当時から、メイクした人数は3万人以上! 時代の空気を敏感にキャッチする嗅覚と、その人を輝かせるセンス&テクニックで、業界でも一目を置かれる存在。

隠れたポイントになっている眉は、細部まで神経を行き届かせた繊細な工程が。

特に眉頭は、全体をトーンアップさせた後、クリューブラシに取ったコンシーラーで、毛の一本一本を塗り、さらに存在感を弱めている。


 


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