<信濃なる須我の荒野にほととぎす鳴く声聞けば時過ぎにけり>(万葉集巻十四東歌) カッコウと同じく、5月中頃から飛来し始める夏鳥。「時鳥」「不如帰」「杜鵑」とも記し、俳人・正岡子規の名の「子規」も、実はこの鳥の別名のひとつです、飛びながら鳴き、渡りの時期にはその絶唱が夜間も響きわたるといわれています。
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<信濃なる須我の荒野にほととぎす鳴く声聞けば時過ぎにけり>(万葉集巻十四東歌) カッコウと同じく、5月中頃から飛来し始める夏鳥。「時鳥」「不如帰」「杜鵑」とも記し、俳人・正岡子規の名の「子規」も、実はこの鳥の別名のひとつです、飛びながら鳴き、渡りの時期にはその絶唱が夜間も響きわたるといわれています。