鮭が産卵のため川に遡ってくる頃に吹く、強い風のこと。東北地方での呼び名です。今は海で獲りますが、以前は川を溯上するときの鮭が獲られており、助川と呼ばれた茨城県の宮田川は<鮭を取るがために助川と名づく>という由来が『常陸風土記』に記されています。これは、鮭の大きいものを須介(すけ)と呼んでいた時代の名残です。
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鮭が産卵のため川に遡ってくる頃に吹く、強い風のこと。東北地方での呼び名です。今は海で獲りますが、以前は川を溯上するときの鮭が獲られており、助川と呼ばれた茨城県の宮田川は<鮭を取るがために助川と名づく>という由来が『常陸風土記』に記されています。これは、鮭の大きいものを須介(すけ)と呼んでいた時代の名残です。