立秋の末候は「蒙霧升降(ふかききりまとう)」。深い森や水辺に白く霧が立ちこめる幻想的な風景を意味します。霧は秋の季語で、気象においては見通しが1キロメートル未満の状態。それ以上は靄(もや)と区分しており、海霧、川霧、山霧、谷霧、盆地霧、都市霧など、発生場所で呼び名が変化します。<白樺を幽かに霧のゆく音か>水原秋櫻子
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立秋の末候は「蒙霧升降(ふかききりまとう)」。深い森や水辺に白く霧が立ちこめる幻想的な風景を意味します。霧は秋の季語で、気象においては見通しが1キロメートル未満の状態。それ以上は靄(もや)と区分しており、海霧、川霧、山霧、谷霧、盆地霧、都市霧など、発生場所で呼び名が変化します。<白樺を幽かに霧のゆく音か>水原秋櫻子