Quantcast
Channel: ブログ | マガジンワールド - ブログ天国
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1030

イメージのススメ② ~運動にイメージングを活用しよう~

$
0
0

 前回は運動にイメージを活用した時の脳のメカニズム的なお話を書きました。
イメージしながら動く時とイメージ無しで動く時には、脳の働きが少し違うということです。運動でより脳を活性化するのであれば様々な脳の使い方が出来たら良いですね

 そして、今回は運動にイメージを活用することのメリット その②

 脳の働き以外にも、イメージしながら運動することのメリットがあります。
私達トレーナーが動き方をお伝えする時にはまず、スタートのフォームを説明したり、関節をどう動かすのかとか、呼吸のタイミングとか、言葉でお伝えしようと思うととても長くなってしまったりします。それを実践する方も、「はじめはこうで・・・・次にこうで・・・ここで吸って・・・」みたいに、長くて難しくて解らなくなってしまい“出来ない”になってしまいがち。

 如何に簡潔に解り易く伝えるかが継続の鍵になったりもします。

そういう時にイメージで動けるととても覚えやすく忘れないのです。イメージというのは頭の中で想像する映像で、ひとつの部位ではなく全体です。

運動にイメージを活用する方法のコツは、自分の頭の中でよりクリアにそのイメージがビジュアル化できること。

ピラティスでは背骨の椎骨を一つ一つ動かすようなエクササイズがありますが、その時にもしも骨格標本などを見たことがある人だったら頭の中に背骨の映像が想像できるかもしれないですが、その背骨にある椎骨の数まで想像できるでしょうか・・? また、背骨の骨格標本に馴染みがない人ならば似たような構造をしたもの、真珠のネックレスだったり、お風呂の栓についているチェーンだったり、自分が想像しやすいものを連想してみると良いです。想像力豊かな方だったら自分で作った空想のビジュアルでも良いですよね。

イメージがクリアに出来ると、忘れないので次もそのイメージで動くことが出来るようになります
ぜひ、運動にイメージを活用してみて下さいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1030

Trending Articles